一昨日〜昨日ネタにした通り、ワクチンの効果がマイナスといことは多分なさそうだと思うけど。
この感じだと毎年のように新しいワクチンをブースターで打たないといけないっぽいよね。
だってこれから毎年新しい変異株出るんだもんな。ほぼ確実に。
うーん、それでいいんかねえ。
皆が納得するならそれでもいいんだけど。
①毎年ブースターワクチンを確保するための費用は出せるのか
②安全面での不安に見合った効果は本当にすべての人にあるのか
③その場しのぎのフェーズは終わった今、感染対策のグランドデザインをどうしていくのか
の三点が個人的には気になるところですかねえ。
①費用面
ワクチンを全員に行き渡らせる費用、まあひとりあたり1000円くらいのレベルでしょうか。
試算とかあるのかな?ひとり一万円ってことはないだろうと思うんだけど。
少なめに見積もって毎年一千億円くらいの費用負担が発生すると思うんだけど、それくらいなら国として出せない金額じゃない、のかな。
国民としては自己負担にならないのであればそれほど気にしない人が大半かな。
ただ、自己負担に切り替えようという議論は今後必ずでてくるでしょうね。
②安全面
ワクチンの感染防止効果は、結局新しい変異株の出現を考えると1年しか持たないわけですよね。
多くの人が期待していたよりも、効果としては正直かなり小さいのではないかな。(インフルエンザワクチンと同じくらい、と思えばそうなんだけど)
確率は低いながら重篤な副作用という話もあるわけで。
特に若年者で健康な人の場合に、どこまで接種をもとめていくのかという線引きの問題は、より一層きちんと議論する必要がありそうだよね。
本当にワクチンが逆効果かは別として、見かけ上逆効果かのようなデータも出てしまったし、嫌がる人は絶対いるよね。
これはある程度しょうがない。
③感染対策のグランドデザイン
毎年ブースターを打つと決めるならそれでもいいけど、その分だけ飲食店や映画館などの自粛要請はいい加減にしてほしいよね。
先日開催されたコミケだって、サークル参加した人によると、感染対策のための予約制のせいで集客が大きく落ちて大変だったというし。
さまざまな日本の文化が、このままいくとなくなっちゃうんじゃないかな。
感染対策のために、日々の生活や商売や交流を犠牲にしてるんじゃ、何のために頑張ってるのかわからないよね。
おそらく、人が触れ合わなくなったことで、カップルもできにくくなって少子化だって進むだろう。
感染対策を、何十年も継続するのは不可能だと思う。
この状態をいつまでもつづけていては、いずれ社会が維持できなくなるんじゃないかな。
政府としては、なるべく大きな決断をしたくなさそうだから、このまま数年間はブースター作戦と自粛要請を併用していく感じになりそうだけど。
長期的視野があるようには全く見えないし、日本の衰退と没落を早める道だと思うんだよなぁ。