目の前で起こる仕事上の問題に対処するのはまあまあやりがいがある。
なんでこれは税金がかかるのにこっちはかからないんだ?とか。
なんでこの反応はうまくいくはずなのに失敗んだ?とか。
日々、訳の分からない問題が発生して、真面目に調べて考えると、理由がわかって解決したり、解決しないなりにどうにか回避できるようになったりする。
対応するのはそれなりに楽しい。
ところで話変わるけど、対戦ゲームが強い人の書いたブログ記事なんかを読んでいると、勝ち続けて上位帯で生き残るためには上位ランカーとやり合うための作戦をあらかじめ立てておく必要があるらしいことがわかる。
目の前の相手には対応するだけではだめで、相手が目の前に現れる前から対策を練り、方針を決めておく必要があるらしい。
あらかじめ仮説的にでも相手の戦略を仮定し、対応するストーリーを立てておく必要がある。
相手がこうくるから、こっちはこう対応する。
うまくいくかどうかはともかくとしても、そういう仮説は持っておく必要がある。
それから仮説が正しいかどうかの検証も必要で、なるべく予測精度を上げることも大事になってくる。
ゲームとして楽しむだけなら目の前の相手をやっつけるかやられるしかないのだけど、長期的に勝率を上げるとなると明確な戦略が重要になるようだ。
なかなかノープランでは勝てない。
そういうことなんだな。
目の前の相手に対応するだけではだめで、実は対戦が始まる前から勝負は始まっているのだ。
ゲームだけでなく現実世界も一緒なのだろう。
男の世界は長く険しい。