粒沢らぼ。

当ブログでは現役生命科学系の研究者が、気になった論文を紹介したり、考えていることを共有したりしています。可能な限り意識を”低く”がモットー。たまに経済ネタとかも。
書いてる人:粒沢ツナ彦。本業は某バイオベンチャーで研究者をやっています。本名ではないです。
博士号(生命科学系)。時々演劇の脚本家、コント作家、YouTube動画編集者。アンチ竹中エバンジェリスト、ニワカ竹中ヘイゾロジスト。
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タグ:パソナ

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明石市長の泉氏によれば、
落選した議員はパソナに雇用される形で「生活費などの面倒を見て」もらっていたという話だ。


ぜんぜん知らなかったぜ!!





もっとも、明石市長の泉さん本人が言うように、政治家とパソナが癒着してること自体は驚くようなことじゃないけどね。


なるほど、返り咲く可能性の高い議員を落選時に囲い込んでおけば、次に返り咲いたときには便宜をはかってもらいやすいわけだな。

しかも議員じゃないから賄賂や献金になるわけでもないと。

あくどいやり方に見えるが、法律には違反してないな。たぶん。

なるほどなるほど。

かしこいね。


もちろん、落選した議員だって人間だし生活があるから、落選中はどこかの企業で働くこと自体は問題にしようがない。

それはまあ一般論としては仕方ない。


しかし、落選した議員の方は、「ここでよりによってパソナのメシを食ったら、のちのちの政治家としての経歴にキズがつくかも」「いくらなんでも竹中平蔵に金もらってたら、議員としてはまずいでしょう」とは思わないもんですかね?

とにかく議員でいられるならなんでもいいとなるんですかねえ。


ネット民がとりあえずみつけた、落選中にパソナのメシを食っていた議員に当てはまる人というのは、どうやら中山泰秀衆議院議員・防衛副大臣らしい。


中山泰秀議員はもとパソナだったらしいけど、堂々と経歴に書くあたり、普通に「竹中平蔵先生ありがとうございます!」みたいな感じなのかもしれないね。

粒沢の中では、この人は中東問題でいきなり「心はイスラエルとともに」とかツイートしちゃうとか、ユダヤ系団体に小林賢太郎の過去のユダヤ人という言葉が出てくるコントを「ご注進」とか、あまり頭良くない人と言う印象がめちゃめちゃあります。

議員じゃなくなっても日本にとってなんの問題もなさそうだね。


パソナに食わせてもらっていた議員、この程度のやつばっかりなんでしょうか?

日本にとっていらない人たちなのは間違いないだろうから、パソナの手先政治家リストを誰か作ってくれ!落選するよう念じておくからさ。

よろしくたのむぞ!


なんか、公立病院を竹中平蔵が政治力を使って潰させて、その代わりに民間の病院に看護師を派遣して大儲け、みたいなツイートがバズっていたらしいです。

 

 



 

竹中平蔵が叩かれるのは別にいいんですが、この儲けのスキームって成り立つんでしょうか?

っていうか、そもそも看護師の派遣って確かけっこう条件キツくなかったっけ

と思ったので調べました。

 

あらかじめ断っておきますが、自分は病院で働いているわけでも労働法に詳しいわけでもないですので、間違いがあったらご指摘くださいな。

 

まず、看護師の派遣は以前は禁止だったのですが、2006年からは条件付きで許可されています。

(看護roo!様のわかりやすい解説→ https://www.kango-roo.com/career/haken/guide/11/ )

看護師の派遣というのは、1) 医療行為を行わない職場、2) 紹介予定派遣、3) 産休への代替、以外の場合は禁止されています。

 

医療行為を行う職場では、短期派遣の看護師が業務遂行に支障をきたさないよう、原則として派遣はだめなんですね。
(参考 nurse-cube様→ 
https://nurse-cube.com/348318/
老人ホームや保育園で派遣で働くということはできますが、病院では原則としてそれはできません。
違法になってしまいます。
竹中平蔵はコスい悪人ですが、だからこそ、あからさまに違法になるようなことはしないだろうと思います。 

 

紹介予定派遣というのは、最長六ヶ月の派遣期間のあとは、原則として派遣先で社員に登用するような働き方のことで、こうした派遣であれば病院などへも看護師を派遣できます。

要するに、ほとんど転職斡旋、人材紹介のような形ですね。

派遣期間は短いですが、社員登用の際に派遣元である会社は紹介料を派遣会社に支払うので、派遣会社はそれで収益を仕組みですね。

 

派遣(登録型)のデメリットとしてよく言われるのが雇用が不安定というところですが、紹介予定派遣の場合は社員登用が前提として雇用するわけですから、働き方として不安定という批判は当てはまらないように思われます。

 

また、紹介予定派遣は、基本的に派遣先が大きい会社で知名度が高く、いわゆる安定している会社の場合は利用するメリットがあまりありません。

自分たちで社員を募集する方が簡単に人も集まりますし、安くあがりますからね。
無駄に高い紹介料をわざわざ人材派遣会社に支払うメリットがないです。 

紹介予定派遣を利用するのは、主に知名度の低く人の集まりにくい中小企業が多いと言われています。

(参考 派遣会社ch様→ https://派遣会社ch.com/articles/51 

 

大阪の病院のオリックスうんぬんというは、大きい病院の話ですよね。

まあ、どう考えてもこれで人材派遣会社が大儲けということはまず無いだろうと思いますね。

 

竹中平蔵は自分もクソだと思っていますが、それはそれとして誤った批判で盛り上がるのは相手に反論のスキを与えるだけなので個人的にはまったく面白くありません

派遣制度をある程度知った上で、正しく批判をしましょう、と粒沢は思っています。

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(日付変わっちゃったけど12/28の記事です!) 


 

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コロナ禍で就職できなかった学生を1000人ほど、パソナグループが契約社員として受け入れて、最長二年間淡路島で働かせていただける
のだという。

契約社員としての給料は高卒で15万円ほどで、大卒や院卒でも大して変わらず。

いくら就職できなかったからといってあまりにも給料が安いのではないかという声もある一方で、地方で特にスキルの必要とされない職であればこれでも妥当かむしろ高い、という反応もツイッターなどでは散見される。

 

わざわざこのようなことをするパソナとしての狙いはなんだろうか?

あの竹中平蔵先生が会長であることで有名なパソナグループのことだから、まかり間違っても慈善事業でこんなことをするはずはない。
いくら安い給料だとはいえ、節税のために住民登録を毎年アメリカに移すほどのドケチの平蔵先生の会社が金を出すのだから、何か理由があるはずである。 

 

仮説としては、パソナグループが淡路島にオフィス移転した際についてきてくれる社員が思ったよりもかなり少なかったのかもしれない。

 

パソナグループの創業者で代表の南部氏は、メディアのインタビューに答えて「地方で働きたい人が無理に東京に出てくる必要のないよう、選択肢が多い状況を作らなければならない」などと述べている。

 

まあ、選択肢云々は方便で、十中八九、都心のオフィスを維持するのが難しくなったのが本命だろう。

それでも、ここまで見栄を切った以上、淡路島に来る人手が足りてなくても無理やり引っ越させるわけにはいかないのかもしれない。
 

上記の新聞記事によると淡路島にはパソナグループの経営する飲食施設や研修施設、テーマパーク等が多数あるようなので、そこで働く人手を確保したいという可能性はある。

 

とは言え、引っかかるのが今はコロナ禍なんだよなあ。

飲食施設や宿泊施設テーマパークなどの利用客は基本的にしばらくの間は低迷するものと予想される。

正直言ってそれほどたくさん人手が必要そうにも見えない

まして未経験の新卒の学生であれば、なおさらだ。

 

じゃあ何のためにパソナはこんなことをしてるのだろう?

 

想像だが、思ったよりも淡路島に移住してくれる社員が少なかったために、居住スペースとして確保した寮や売店、食堂などの生活インフラ的な施設の利用者数が余りにも少なくなると見込まれているのかも。

確保した施設や人員をただ遊ばせておくよりは、せめて他の地方から人を引っ張って来て利用させようということなのかもしれない。

もちろん、他所から引っ張ってきた人たち(今回の場合は就職難の学生)の生活費は給与という形でパソナが出しているのだが、出したお金の大半は自社が用意した寮や食事施設、売店などの利用を奨励(強制?)することで回収できそうだ。

加えて、上記のようにメディアで紹介してもらうことによる宣伝効果社会貢献していると言う表向きの実績も作ることができる。

 

そう考えると、パソナ側にとってはけっこうアリなんじゃないかな。

まあ、わからんけどね。

 

問題はもちろん、大した仕事も、これといって必然性もないのに淡路島に住まわされる人たちである。

パソナはビジネスマナーの講習などを行うからあたかもキャリアパスに繋がるかのようなことを言っているが、そんなものは常識的に考えてなんの役にも立たなそうだよね。

たしかに無職で無収入よりはマシかもしれないが、キャリアとしては事実上無職とそう変わらない扱いをされることは目に見えている。

 

よほどお金がないならやむを得ないかもしれないけど、早々に脱出の機会を探った方が良さそうだよね。

(なお、淡路島そのものは、何度か行ったことあるけど自然が多くてとても良いところだと思います!) 

当ブログのアクセスが、先月20日ごろから竹中平蔵をdisっている記事だけ異様にPV伸びているっていう話の続き。

 

ま、どんだけそれ以外の記事に需要ないねん、という話でもありますが。

にしても驚きましたね。

11月の中頃までは、言うてもあの記事大したことなかったんですよ。

11月の下旬に入ってから唐突になんかアクセスのびてましてねえ。


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グラフにしてみたらこんな感じでした。笑っちゃうくらい急増している。

 
 

1120日のあたりで、なんか竹中平蔵先生がらみの事件あったっけ?

 

調べてみると、1030日に竹中平蔵先生が出演した「朝まで生テレビ」で、「首の切れない労働者なんて雇いたいはずがないです」という暴言をおカマシになり、だいぶ反感を買ったらしい。

 

1114日には「#竹中平蔵を政治から排除しよう」のツイッタータグがトレンド入りしている。

また、1127日に出演した同番組内においては400人くらいの重症者で医療崩壊するわけがない、医療にはまだ余裕があるはず」という趣旨の発言をなさったようで、これには普段竹中平蔵先生をあまり批判しない医療関係者も大変ブチギレになったようである。

広範囲の人々による怒りのエネルギーにより、1130日に「#竹中平蔵をつまみ出せ」というツイッタータグが再度トレンド入りの快挙を達成されたのだという。


 

もともと嫌われ者であったとはいえ、10月末のテレビ番組出演ごろから、竹中平蔵先生が物凄い勢いでヘイトを稼いでいるのは間違いないようだ。

とはいえ、当ブログの竹中記事のアクセス数が増えたのは1120日という中途半端なタイミングなのが気に掛かる。

ちょっと不思議ですね。

 

解釈としては、以下のような感じかなあ。

つまり、

1030日に竹中平蔵先生が朝生出演。

1114日ごろのトレンド入りではすでに竹中平蔵先生の悪行をよく知っている人たちが盛り上がった。

③その盛り上がりをみて「竹中平蔵って誰?」となった人たちが遅れて検索してきた(そして一部が粒沢のブログにもご来訪いただいた)のが1120日ごろだった。

ということだろうかね。

それにしても1114日はピクリともしなかったのに、1120日からの立ち上がりが急すぎて気持ち悪いなあ。

なんか他にも理由あるのかもしれません。

 

まあ、ツイッターでバズってトレンド入りしてから、もともと竹中平蔵先生を知らない人にまで情報が届くには、タイムラグがあるのかもしれないね。

毎日ネットに張り付いて検索したりツイートしている人ばかりではないだろうし。

そうしたネットにそれほど熱心でない層にまで情報が行き渡るのには、タイムラグが2,3週間くらいかかってしまうということなのだろう。

1030日の朝生発言から、「#竹中平蔵を政治から排除しよう」がトレンド入りするまでの間にも、意外にも14日も間が開いているしね。

 

それにしても、「首を切れない労働者は雇えない」だけなら経営者の視点としてまだしも意味が分からなくもないが、「400人の重症者程度で医療崩壊するはずがない」は完全に失言であり擁護不能ですね。めちゃくちゃにもほどがある。

 

今こそ竹中平蔵先生を灰も残らないくらい徹底的に燃やし尽くすことに粒沢は何の異論もございません。

マスコミやブロガーの方々も、ぜひこのチャンスをものにしていただければと切に願いつつ、筆を置きたいと思います。

普段あんまりそもそもテレビ自体を見ないんですけど、知り合いからテレビのニュースバラエティで、Gotoトラベルキャンペーンが叩かれているという話を聞きました。

まあ、gotoでみんなの気持ちが緩んだから感染が拡大してしまっているのだと言う論理はわからなくはないけど。

でも、マスコミの皆さん、それでちゃんと視聴率なりアクセス数なり稼げてるんですか?

正直ちょっと視聴者の反応悪いなと思ってませんか?

粒沢は心配ですよ。

 

もっとみんなが読みたがる叩きのネタがあるの気付いてますでしょうか?

 

え?PCR検査が足りない件?その話もう散々やったんで飽きられてますよ。

 

そんなのよりも、この粒沢のブログで圧倒的なプレビュー数を叩き出しているコンテンツがあるんですよ。

確かに粒沢のブログはそれほど大したブログじゃございませんが。

しかし、粒沢はgotoのネタもPCR検査のネタも書いてますけど、それとは比較にならないくらいここ最近アクセス数を稼いでいる記事があるんです。

同一のブログの中でこれだけ違うということは、世間の興味がそこにあるということは間違いないと思われますね。

 

マスコミやら出版社のみなさんにもこのステキなコンテンツの情報をタダでお裾分けしたいというささやかな願いからこのブログ記事を書いているのです。

 

それは竹中平蔵先生です!ドジャーン

 

いや竹中平蔵先生のこの記事だけ最近ほんとアクセスすごいんですよ当ブログ。

 

11月のアクセス数の実に20%近くが以下の記事で堂々のアクセス数トップです。

 

竹中平蔵がパソナグループの会長に就任した経緯を調べたら「面の皮〜!」ってなった話


 

そして二位が、やっぱり竹中平蔵がらみで以下の記事です。

 

PCR検査補助、パソナが中抜きしなかったら時給1万円だったらしい件

 

ほとんどのご来場いただく方が、GoogleやYahooで検索して竹中平蔵批判記事にたどり着く方のようです。

 

しかも、なんか1120日ごろからこの記事が異様に高いプレビュー数を叩き出すようになったんですが、11月の20-30日の総アクセス人数のうち、実に69%が先ほどの一位の記事9%が二位の記事を検索してアクセスしていただいていることがわかりました。

それまでたまにちょこちょこ読まれる程度だったのに、20日ごろからうちでは急に竹中ブームが来ています。

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続く

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