粒沢らぼ。

当ブログでは現役生命科学系の研究者が、気になった論文を紹介したり、考えていることを共有したりしています。可能な限り意識を”低く”がモットー。たまに経済ネタとかも。
書いてる人:粒沢ツナ彦。本業は某バイオベンチャーで研究者をやっています。本名ではないです。
博士号(生命科学系)。時々演劇の脚本家、コント作家、YouTube動画編集者。アンチ竹中エバンジェリスト、ニワカ竹中ヘイゾロジスト。
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カテゴリ: 動画編集

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存在意義がない機能を残すんじゃないよ、まったく。


Macユーザーなのですが、仕事で本当にちょっとした動画編集をしないといけなくなり。

本当は動画ならアドビのプレミアで編集するのが個人的には一番楽なんだけど、普段動画なんて扱わない仕事用のパソコンにはプレミアなんて入れてなかったし、わざわざインストールするのも面倒に思えた。

動画編集用のパソコンは自宅だから、自宅に帰ってからやろうかとも思ったけど、家に持ち帰らずさっさと終わらせたほうがいいかなと思ってしまった。


ちょっと動画の前後と中間をカットして書き出せば終わりだからすぐ終わるでしょ、と思ってしまった。

それで、QuicktimePlayerのトリミング機能でなんとかしようとしたら…ひどい目にあった。

書き出せる形式は異様に少ないし、なぜかブツブツ雑音入りやがるし。

まるで使い物にならんじゃないか。なんなんだこれは。

数時間くらい無駄に自主残業して時間と体力を無駄にして得た結論は、「Quicktimeでは無理」というものだった。


それで、iMovieに切り替えたら、多少使いづらいのは否めないけど、圧倒的にすんなりと目的が達成できた。

最初からiMovieでやればよかった。


いや、釈明すると、15年前くらいのMacはiMovieがいらない機能盛り盛りで異常に使いづらくて、Quicktime Proはすごく直感的で使いやすかったんだよね。(個人の感想ですが。。)

その時の肌感覚がまだ体に染み付いてたから「iMovieはやばいから絶対に使わないぞ」と無意識レベルで思ってたんだけど。

15年ぶりくらいにiMovie起動して使ってみたら昔とは完全に別モノで、そこそこ使いやすくなっているような印象だった。(アドビのプレミアのほうがやっぱり絶対いいけどね)

Quicktimeのほうは、MacがOS Xになるくらいから機能削減されて必要最低限みたいにされちゃってたんだよね。

そこはなんか、開発側の方針変更があったんだろうけど。


いやそれならもういっそ、Quicktimeの動画トリミング編集機能を中途半端に残すよりは機能自体をまったくなくしてくれればよかったのに…。

どうせ行き止まりなら道そのものを封鎖しておいてくれよう。


Macで動画ファイル開くといまだにデフォルトでQuicktime立ち上がるけど、こうなってしまうともはやひたすら邪魔なだけだな、再生するだけならVLCでいいわけだし。

無駄に高い授業料払っちまったわい。





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最近、知人に頼まれて動画の編集を久々にやっている。

元から動画を編集するのは基本的に好きだ。基本的にやれば終わるからな。

やってもやっても終わりが見えないタイプの本業をやっていると、「明確にゴールが決まっていてそこに向かって作業すればいい」タイプの仕事はだいたい楽しい。

納期がギリギリだったり、自分にできない高度な技術を求められたり、裁量が全く与えられてなかったり、みたいなのは困るけどね。

 

とはいえ色々と本業の方も忙しいので、なるべく短時間で効率的に作業をして早く終わらせることをいつもよりも意識しようと思っている。

そのためには、今までは動画編集は時間を管理せずに適当にやっていたけど、きちんと作業記録をつけようと思っている。

たとえば、工程ごとに作業開始時間や終了時間を記録するとか。

素材としてもらった動画はどんな解像度やフレームレートや長さだったのか、とか。

作業終了まで何箇所の編集を行ったか、とか。

 
この辺の記録をきちんとつけておくことで、どれくらいの長さの編集作業を行ったらどれくらい時間がかかるのか、が自分の中で明確になるはずだ。

今まではそのへん適当だったので、たしかに動画自体は出来上がるけどどれくらいの時間を投下すればいいのか事前に予測することができていなかった。

 

早速成果が出始めている。
この作業を開始する前に巷の動画編集サービスの値段調べてたんだけど。

だいたい一編集箇所につき1000円前後とか、それくらいの価格設定であった。

ただ編集してつなぐだけでその値段だと、最初は「結構高いな」と思ったんだけど。

いざ自分で記録つけながら作業してみると、「これ純粋な生活のための仕事として受けるならそれくらいもらわないとダメだわ」みたいな絶妙な価格がそのへんであることがわかる。

編集の実作業自体はすぐだけど、打ち合わせとか素材確認とか書き出した成果物をアップロードするとかの時間も含めるとそれくらいは取らないと時間当たりの収入が最低賃金レベルになってしまう。

 

決してぼったくりではなく、まともに拘束時間分の作業賃を最低賃金に毛が生えたレベルで請求すると、だいたいそのくらいになるということなのだな。

(12月21日分の記事。本当は12月21日中にアップする予定がまた日付を回ってしまった。) 

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