アイデア段階ではこういうことができるんじゃないかと妄想してても、いざ研究提案書の形に落とし込もうと思うといろいろ無理なことが出てくるもんだ。
先日、某所の偉い先生と上司と三者で提案書のための会議をやった。
会議の時に、某先生の言ったことと上司の言ったことをうまいこと形にしないといけないのだが。
持ち帰って改めて考えていると、二人の言ってることを両立させようと思うと微妙に矛盾があることに気づいた。
一個の実験系の中では両方は実現できないから、それぞれ別の実験系を作って片方ずつ達成していくしかないようだ。
その場で話してるときには気づかなかったなあ。
なんか違和感あるな〜と思ったんだけどね。
どおりで提案書が書きにくいわけだ。
とはいえ、その手の会議の場で矛盾点に気づいていたとしても、それを口に出すことが正解だったとも限らない。
AさんとBさんの言ってることには矛盾があります!とかやっても意味ないんだよな。
できない理由探してもしょうがない。
そんなことに価値はないんよね。
よほどのことがないかぎり、諦めて撤退するという選択肢はないわけで。
細かいところをどうにかするのはこっちの仕事。
某先生と上司の言ってることをなんとか実現できる範囲にまとめて文章にして持ってくところまでは、最低限こっちでやらないといかんのだ。
そこで「やっぱりこれおかしいな」ってなるのか、「まあこれで行ってみましょう」となるのか…それはその時考えればいいよね。
面倒だがやるしかねえな。
まあ矛盾のポイントには気付いたので、どうにか書けそうな目処はたった。