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知り合いに聞いた話だが、学生のころのある同級生が、今では仕事で出世して大変ご活躍されているらしい。

その同級生は、ちょっと不遜というか、偉そうないけすかないキャラクターのやつだったので、粒沢は少し苦手であった。 
だから、出世したと言っても、そういう不遜な態度が気に入られるようないけすかない業種や、チョーシくれてる会社についての話なんだろうなと思っていた。

ただ、先日知り合いから聞いたところによると、その同級生は学生時代でこそ不遜っぽいキャラクターで売っていたが、会社(有名大企業)に入って仕事するようになったころからガラリとキャラを変えて、真面目で腰が低くてそつがない感じに変わっていたという。
腰が低い態度も決して嘘っぽいわけではなく、きちんと板についており違和感がないと感じたという。
態度も真面目だし仕事も誠実だし偉ぶるところもない、いわゆる普通に優秀な感じにいつのまにか変わっていったらしい。
そうしたところが評価されてか、今では大きな仕事の責任者的なポジションを任されてているらしい。

現代のサラリーマンにとって、仕事ができることはもちろん大事だろうが、腰の低さとか真面目さ、周りとうまくやっていくそつのなさというのは、とても大事なことなのだろうなと思った。
変幻自在にキャラクターを変えていくことのできる彼は、好き嫌いはともかく優秀で頭が本当の意味でいいのだろう。

それとは別に、先日、友人の医療関係者の結婚式に出席した際に、医師や看護師とお話しする機会があったのだが、看護師の人たちがめちゃくちゃ気が強そうでたくましい感じだったのが非常に印象に残った。
(医師の人はむしろみな腰が低い感じだった、ということで、どういう感じだったか察していただきたい
看護師という職業上、医療現場という世界で舐められないようにするためにはそうした気の強さみたいなのは標準装備していないとやっていけないのかもしれない。

人間はその場その場に合わせてキャラクターを変えて適応して生きているし、優秀な人はそうしたキャラクターをスイッチを入れるように切り替えられるんだろう。
出世した同級生の話を聞いた直後だったということもあり、余計にそう思わされた。
看護師の方々も、環境に適応した結果、気の強そうなコミュニケーションの仕方を身につけて行ったのかもしれない。
 
まあ、その看護師の人たちについては過去を知らないので、元からそういうキャラなだけかもしれないけど。。

(10/17の分のブログです)