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愚痴っぽいエントリーですいません。
熱心な読者の中には「またその話か」という人もいるかもしれませんが、はい。本当にすいません。 

忙しい人というのは他人の時間を自分に比べて価値がないものだと思いがちなものらしい。

時間単価とかいう概念があって、「1時間の働きで10万円の価値を生み出す人と、同じ時間で1000円の価値を生み出す人とでは、前者の都合が優先されてしかるべき」みたいな言説をときどきみる。
いやらしい発想だなとは思うけど、まあ合理的だなとは思うよ。

でも、全員が全員じゃないけどもさあ、そう言う人に対して粒沢みたいな「時間単価の低い人間」が何かを依頼すると、当たり前のように「今はちょっと忙しいから」とかいって先延ばしをしてきたりする
こちらも、できることならそういう人にお願いしたくはないのだが、立場上その人でないとどうしようもないということが人間社会にはあるのだ。
まあある程度はしょうがないかなと目をつむるんですけど、さすがに数ヶ月経っても進展がないので催促をすることになります。

催促するって言う行為は、催促する時間が無駄なんだけど。
それだけじゃなくて、数ヶ月放置したせいでこっちも仕事の内容を忘れているので、もう一度どこまで進んでいたかを思い出す必要があるんですよね。
で、現状を思い出して確認するのにも、考慮すべき要素が多いと、それなりに手間と時間がかかるわけですよ。下手すりゃそれだけで1, 2日飛んでいくレベルで。
それを数ヶ月おきにやらなきゃいけないわけですね。

一度グラスに注いだ牛乳をそのままにして腐らせて、しょうがないからグラスを洗い直して、みたいなことを延々とやっているのだ。
さっさと飲み終わらないから、いつまで経っても終わらず、ただ作業と時間の無駄がひたすらに発生しております。

時間単価の高いのはけっこうだけど、時間単価の低い自分にとっては、これが唯一無二の貴重な人生の時間なのです。
そう言う人の時間を無駄にしたうえで、”時間単価の高い人たち”は、もっとも”価値の高い”作業を優先的に処理することで、”効率よく収入や業績を上げている”のだと思うようになりました。
賢いかもしれないし合理的かもしれないけれど、欺瞞に満ちていますよね。

時間単価高いマンたちには、少なくとも「あなたがたはそう思われている」ということをわかってほしいのです。

(寝落ちて遅刻しましたが、9/16分のブログです)